2011年09月09日

重陽の節句


新暦なので、まだ供花用の菊花ぐらいしか出回っていませんが(笑)

菊づくしのお話かわいい



九月九日、中国では漢の時代から陽数九が重なるめでたい日として

祝う風習があった。


日本に伝わってからは奈良時代に宮廷で菊花の宴が始まり

平安時代初期に盛んとなる。

王朝に力がなくなった中世には雅な宮廷行事催行が困難になり廃れたが

江戸幕府は重陽の節句を重んじたので

大名たちも菊花の宴をこぞっておこなったそうだ。



酒に菊の花を浮かべていただく菊酒で延命長寿を祈り、

菊花に真綿をかぶせて夜露に湿らせたそれで肌をなでると

皺をとる(若返る)とか、長寿になるとか(菊のきせ綿)…

不老長寿…アンチエイジングの花だったんですね〜わーい(嬉しい顔)



以前、京都のお茶屋に行ったとき(高台寺のほう)

舞妓さんの舞も一段落して手持無沙汰だったので

菊花をちぎってお酒に浮かべていただいてみましたひらめき

やはり清々しくて良い香りでしたよ

舞妓さんや御姐さんにも誉められました揺れるハート




菊が邪気を払い、延命の効がある霊力の説は

何に由来するかというと…


深山の谷間に咲く大輪の菊から露がしたたり落ち、川に流れ

その水を飲んだものは長寿であったという、中国の伝説からきている。

お能「枕慈童」(または「菊慈童」)はこれに典拠してできている。


また、この水で作った酒のことを「菊水」「菊の酒」とも

いって、日本酒の銘にもなってますね。菊正宗とか…



菊水がデザイン化されたものとしては

楠木氏の家紋で有名な菊水紋。

流水に半輪の菊花が浮かび出ていて優雅ですよねぴかぴか(新しい)



花郁悠紀子(かい ゆきこ)の漫画「菊花の便り」

(「四季つづり」 所収 秋田文庫)


には重陽の節句と謡曲「枕慈童」を背景に

生き別れ、死に別れた父子の情愛が清らかな

メルヘンのなかに描かれていて秀逸です。

(花郁さんは波津彬子さんの姉)



生まれ故郷の八戸も城下町のなごりで、菊花展があり

晩秋がくるとその光景を思い出します。

「厚物」という大輪、しだれるような嵯峨菊、菊人形…


食用菊の栽培も盛んで、菊花を酢に漬けたお鮨や

おひたしで食します。食用菊の名は「阿房宮(あぼうきゅう)」

秦の始皇帝の大宮殿の名をとって付けているので

名付けた人、スケールの大きな発想ですね満月



posted by kariroku at 12:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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